スプルースの治験薬候補であるチルダセルフォントと、HMNCのコンパニオン診断である独自のコルチボン遺伝子選択ツールを組み合わせて、CRF 1受容体拮抗作用に反応性のあるMDD患者を治療

第2相概念実証試験の完了後、コルチボンの世界的な独占ライセンスを付与するオプションをスプルースへ提供

HMNC、2024年第4・四半期にMDD治療の第2相試験を開始

(ビジネスワイヤ) -- スプルース・バイオサイエンス株式会社(Nasdaq:SPRB)(スプルース)は、アンメット・メディカル・ニーズの高い内分泌障害および神経疾患の新しい治療法の開発と商業化に焦点を当てた後期段階のバイオ医薬品会社であり、世界的な精密精神医学バイオ医薬品であるHMNC Brain Health GmbH(HMNC)とともに、MDDの治療のためのHMNCのコンパニオン診断、コルチボン遺伝子選択ツール(コルチボン)を使用して、スプルースの治験薬候補である第2世代CRF1受容体拮抗薬チルダセルフォントを開発するための戦略的協働を発表しました。

スプルース・バイオサイエンスの最高経�責任者(CEO)で公衆衛生学修士を持つJavier Szwarcberg医師は次のように述べています。「コルチボンは、MDD患者の個別化薬剤のための精密治療薬としてチルダセルフォントを進歩させる可能性を持っています。多動性副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)の神経伝達およびCRF 1受容体のシグナル伝達は、大うつ病になりうるストレス病態における重要なメカニズムです。チルダセルフォントはコルチボンを使用することでストレス応答を仲介する可能性を有しており、世界中のMDD患者の最大50%に対処できることを見込んでいます。私たちはHMNCと協力して、年内後半にMDD治療に向けたチルダセルフォントとコルチボンの第2相概念実証研�を開始することを楽しみにしています。」

「MDD治療は患者の異質性によって効果が妨げられるため、多くの患者は現在使用されている治療法に適した反応を出すことができていない�況です。HMNCとスプルースの協力は、うつ病患者へ革新的な治療法を提供するという私たちの使命において、重要な一歩を踏み出しました。当社のコンパニオン診断とスプルースの有望な治療薬を組み合わせることで、精密精神医学の新しい道が開かれます」とHMNCの最高経�責任者(CBO)であるMaximilian Doebler博士は述べています。「従来の治療法は不十分であることが多く、患者は費用のかかる試行錯誤の治療サイクルにはまってしまいます。私たちのプラットフォームは遺伝子マーカーを使用することで精神医薬品に対する反応を予測し、治療の有効性を潜在的に高め、費用を削減します。今回の協働関係は、メンタルヘルス・マネジメントにおける新しい時代を象徴しています。」

この契約に基づきHMNCは、コルチボンを使用して選別されるMDD患者におけるチルダセルフォントの第2相概念実証研�に資金を提供、実施します。スプルースは試験結果が良好な場合、試験完了後にコルチボンの世界的独占ライセンスのオプションを獲得します。スプルースがその選択肢を行使した場合は、精密精神医学とコンパニオン診断におけるHMNCの��的な専門知識を活用したコラボレーション・フレームワークにおいて、MDD治療に向けたチルダセルフォントとコルチボンの今後のグローバル開発と商業化責任を持ちます。ライセンス条�に従いHMNCは、MDDでのチルダセルフォントの純売上高に対する特定のマイルストーン報奨金と階層化ロイヤルティを受け取る権利を有します。

チルダセルフォントについて

チルダセルフォントは、視床下部から分泌されるホルモンである副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)の受容体、CRF1受容体の強力で高選択的な非ステロイド性経口拮抗薬です。CRF1受容体は、脳および下垂体で豊富に発現し、視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸の主要な調節因子です。CRF1受容体を遮断することによって、チルダセルフォントは大うつ病性障害(MDD)を有する患者における多動性脳CRF神経伝達およびHPA軸の異常機能に対処する可能性を有します。実施済研�において、チルダセルフォント治療に関連する薬物関連の重篤な有害事象は報告されていません。

コルチボンについて

コルチボンは、大うつ病性障害(MDD)治療における潜在的に画期的なアプローチを象徴するHMNC独自のコンパニオン診断です。遺伝子マーカーを利用することにより、コルチボンはCRF1 受容体拮抗作用に応答する可能性がより高いMDD患者を特定し、それにより治療転帰を向上させ、うつ病治療において典型的である試行錯誤的期間の短縮を目指しています。従来の治療法では、多くの場合において長い発症時間と不十分な奏効率をもたらし、患者を高価で長時間を要する試行錯誤な治療サイクルに陥れます。コルチボンは治療の有効性を改善し、費用と時間の両方を削減することで、このパラダイムを劇的に変える可能性があります。

スプルース・バイオサイエンスについて

スプルース・バイオサイエンスは、アンメット・メディカル・ニーズの高い内分泌障害および神経疾患の新しい治療法の開発と商業化に焦点を当てた後期段階のバイオ医薬品会社です。同社は、薬品候補として、先天性副腎過形成(CAH)、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、および大うつ病性障害(MDD)の治療のための第2世代経口CRF1受容体拮抗薬であるチルダセルフォントを開発しています。詳細については、www.sprucebio.comをご覧ください。X @Spruce_Bio、LinkedIn、Facebook、そしてYouTubeでのフォローもお待ちしています。

HMNC Brain Health GmbHについて

HMNC Brain Health GmbH(HMNC Holding GmbH)は、ドイツのミュンヘンに本社を置く世界的な精密精神医学バイオ医薬品会社です。予測コンパニオン診断による個別化治療の開発を開拓しており、コンパニオン診断によって特定された集団の寛解率を高めています。同社は、大うつ病性障害(MDD)と治療抵抗性うつ病(TRD)の両方を標的とする独自のパイプラインを開発しており、フェーズ2には3つのうつ病開発プログラムを有しています。また、ドイツと米国の両国で事業を展開しており、著名なグローバル・ベンチャーキャピタル、複数のファミリー・オフィサー、戦略的ヘルスケア投資�の支援を受けています。詳細はwww.hmnc-brainhealth.comをご覧ください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースに含まれる歴史的事実ではない事項に関する記述は、1995年民事証券訴訟改革法の解釈における「将来の見通しに関する記述」です。そのような将来の見通しに関する記述には、特にスプルースの臨床試験の設計、結果、実施、進捗�況、タイミングに関する記述、2024年第4・四半期のMDD患者におけるチルダセルフォントとコルチボンの第2相POC試験の開始に関するスプルースの期待、チルダセルフォントがMDDやその他の疾患の精密治療薬としての進歩を可能にするコルチボンの可能性、チルダセルフォントによるストレス応答の仲介とスプルースの製品候補、戦略、規�事項としての可能性が含まれます。そのような記述にはリスクと不確実性があるため、実際の結果は、そのような将来の見通しに関する記述によって明示または暗示されているものとは大きく異なる場合があります。「予想する」、「可能性がある」、「予定である」、「見込みがある」などの用語および同様の表現は、将来の見通しに関する記述を指すものです。これらの将来の見通しに関する記述は、スプルースの現在の期待に基づいており、決して実現しない、または誤った事柄が判明する可能性のある仮定を含んでいます。実際の結果は、スプルースの事業全般に関連するリスクと不確実性、地政学的およびマクロ経済的事象の影響、および米国証券取引委員会へのスプルースの提出書類に記載されているその他のリスクを含むがこれらに限定されない、さまざまなリスクと不確実性の結果として、そのような将来見通しに関する記述で予想されるものとは大きく異なる可能性があります。このプレスリリースに含まれるすべての将来の見通しに関する記述は、作成された日時点におけるものであり、その日付時点での経�陣の仮定と推定に基づいています。スプルースは、法律で義務付けられている場合を除き、作成日以降に発生したイベントまたは�況を反映させるためにこれらの記述を更新する義務を負いません。

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Spruce Investors Samir Gharib President and CFO Spruce Biosciences, Inc. investors@sprucebio.com

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